アイキャッチ画像撮影:Panasonic LUMIX G9 Pro , LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.
この間、かつて”あるもの”で有名だったのだけど、諸事情でそれが維持できなくなって今ではすっかり人が来なくなってしまった場所に行ってきました。
そもそも、その”あるもの”が見られる時期とは正反対の時期なので、人はいないのですが。
物理的な”人”には逢いませんが、かつてそこに何かがあった、多くの人が来た、という記憶から、誰かに見られているような錯覚を覚えます。
外部からの人間が来なくなった、というだけで、ここにお住まいで暮らしがある方たちももちろんいらっしゃるので、歩いているうちにしばしばそのような生活感には出会います。
地元の方たちからみれば、静穏を取り戻した、ということなのかもしれません。
自分自身はここを訪れたのは初めてです。と、いいますかこの近くに大きな梅林があって、当初の目的はそちらだったのですが、周辺に何かあるのかな?と探したら、こういう云われの場所をたまたま見つけたのです。
勝手な思い込みだとは思いますが、呼ばれた・・ような感覚がありました。
梅林からこぼれ種が来たのか、管理された状態ではふつうに見かけるものの、山林に”野生”の状態でみることは珍しい梅の木がものすごい迫力で枝を伸ばしていました。
初めて来たのに、記憶を辿る・・・そんな場所に感じました。
何回か通ってみようかな、と思っています。