浪江町再訪 – 請戸漁港へ

アイキャッチ画像撮影:PENTAX K-1 , HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR

前回blogからの続きです。
浪江町再訪 – 請戸川リバーラインの桜

請戸川リバーラインの桜は、浪江駅近くの請戸川中流域にあります。
近くにはサンプラザという大きなショッピングモール(2019年現在閉鎖中)があり、河原から歩いて向かってみました。
どのように変わったのか、見ておきたい場所があったからです。

2014年に、サンプラザで1枚の写真を撮りました。

おそらく2011年3月11日以降、そのままになっていたと思われる、”美咲”さんの自転車と通学用ヘルメット。
サンプラザの自転車置き場での出来事でした。

2014年当時と同じく、サンプラザは閉鎖されているまま、ではありますが、今の状況がどうなのか見てみたかったのです。

当然ではありますが、自転車もヘルメットもすでに片付けられたあとでした。

2011年当時、おそらく中学生であった美咲さんもすでに成人されているはずです。どのような暮らしを送っておられるかを知る由もありませんが・・
この場所は時間の流れに押し流されているようでもあり、或いは当時からせき止められたままのようでもあり、奇妙な感覚を芽生えさせる場所です。

請戸側に沿って、車を海側に向けてみます。中流域・・といっても、ここから5kmほど東に進むともうそこは太平洋。請戸側も海に注ぎ、その周辺には請戸漁港があります。この沿岸部は地震直後の津波を受けて大きな被害を受けています。

2014年に訪れた当時は、まだ津波に押し流された漁船や車なども放置されていたままでしたが、ここも避難指示解除に伴って再建工事が始まって、海側には大きな堤防が建造されています。

ただし、その堤防の内側は今でもこのような状況です。冒頭のアイキャッチ画像も堤防から100mほど陸側に入った地点です。堤防はかなり高さもあって頑健なのは分かりますが、何を守ろうとしているのかが不明確です。海を見えなくすることにも不安を覚えます。第三者的立場でしかない私からは何を言うこともできませんが・・護岸には何隻か漁船が停泊しておりましたが、工事関係者を数名お見かけしただけでした。

ここから南に数kmの地点に、福島第一原子力発電所はあります。400mm相当で撮っているのでもの凄く近く見えますが、直線距離で6-7kmほどかな。ここから南、大熊町方面に近づくと帰宅困難区域に差し掛かって、車での通行もできなくなります。

リバーラインの桜はおととし、去年も来たのだけど、海側を訪れたのは2014年から大分時間があいてしまっていたので、再訪することができて良かった。
誰からの伝聞でもなく、自分の身を実際にそこに置いて、自分の目で見たい、というただそれだけなんですけどね。

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